ビリヤードを復帰することになった出来事の続きの話です。
前回の話はこちら
ビリヤードを辞めてから8年程時間が過ぎた頃に、一本の電話が入りました。
電話の主はクラブの先輩で、Nプロが危篤だと。
以前に入院していると聞いていて、一度お見舞いに行ってきた方がいいと言われていましたが、クラブにも行ってない状態なので顔を合わせづらくお見舞いに行けませんでした。
先輩曰く、本当に危ない状態だと。面会はもうできないだろうとの事でした。
先輩から病院の名前を聞いてネットで調べて、すぐ病院に電話しました。
電話対応をしてくれた看護師さんには
『面会は無理です。』と言われてしまいましたが、Nプロとはこういう関係で、とてもお世話なっていたので面会させて下さいと何度も頼むと
『分かりました。でも長い時間はダメですよ。』
とお許しが出たので、次の日に病院に向かいました。
病院に着き、名前を告げるとNプロの所に案内されました。
Nプロは何かあったらすぐに対応出来るように、部屋ではなく通路の窪んだような所に居ました。
しかし、弱りきって喋ることも動くこともできずに寝ている状態でした。
思わず『Nさん』と声をかけると、心電図?が反応するだけでした。
それから何て声をかけていいか分からず、暫く介助記録などを見ていました。
看護師さんに、あまり長くは…と言われたので
最後に『Nさん頑張って!また来るから。』
と声をかけて病院をあとにしました。
翌日、ケータイに連絡がありました。
Nプロが亡くなったと…
出来の悪い弟子を最後に待っていてくれたのかな〜と思ってしまいました。
Nプロのお通夜に行った時に、ビリヤードを辞めていたので昔の常連さんや知り合いの人に色々言われました。
ある人に『1番の弟子が何してんねん!今やったら、ギリギリ間に合うんちゃうか?またアマチュアの上の方に戻れるんちゃうかな。』
と言われて、これをきっかけにもう一度やってみようと思い復帰する事にしました。
それから球撞き始めるまでさらに1年近くかかるんですけどね〜f^_^;)
自分の中で最低ここまで戻ったらクラブに復帰しようと思って一年ほど、練習して、クラブに復帰しました。
まだまだ違和感は残ったままですが…
でも来月例会行きます!と言い続けてなかなか例会に来ないので、『来る来る詐欺』と言われてたみたいです((;゚Д゚))))
以上復帰のきっかけの話しでした。
じゃあ また!
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