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2018年6月29日金曜日

ドーハの悲劇を読唇術で読み取る!その一言一言が心にくる!

どうもエディです。



ドーハの悲劇で選手達が何を呟いていたのか、読み取るという『キリトルTV』というテレビ番組がありました。

ドーハの悲劇の記事は、もう皆さん書いていると思いますが、『その一言一言がとても胸にくる』、印象深いものだったので、知らない人に知ってほしいと思い、どうしても書いておきたいと思ったので記事にしておきます。



アジア地区最終予選


1993年10月28日ドーハで行われたアメリカワールドカップ、アジア地区最終予選

日本のエースストライカーとして活躍したのは、ご存知『 カズ 』こと三浦知良。

サッカー後進国の日本に、まだプロのリーグが無い時代、プロになるため若干15歳で単身ブラジルへ渡り、ブラジルサッカーリーグでプロとして活躍していました。

カズ曰く
『 日本人の誇りを持って戦える場所がワールドカップ 』とのこと。

夢のワールドカップに日本代表として出場するために帰国。


そして迎えたアジア地区最終予選
残り2試合で負ければ予選敗退。

次の試合は韓国戦
過去W杯予選で、0勝7敗と一度も勝ったことのない因縁の相手。


試合開始前、カズはゴン中山に

『ゴン!頑張ろうな!』と声をかけ

ゴンは 『よっしゃ!』と答えています。


後半15分、カズが待望のゴール!

ゴンが『やったー!』と喜び、その後チームメイトに『行くぞ!』と声をかけています。

そして、その1点を守りきり、宿敵韓国に初勝利!
ワールドカップ本戦出場に一歩近づきます。

次のイラク戦に勝利すれば、ワールドカップに初出場となります!

この事実に、選手達は涙し、浮かれていました。



しかし、キャプテンのラモス瑠偉だけは違いました。
本戦出場は、まだ決まっていないんだ!と。


韓国戦の試合終了後に、記者に『おめでとうがざいました。』と声をかけられいましたが、

『 これから始まるんだよ 』
『 何喜んでるんだよ! 』
と言っていました。

さらにバスに乗り込んだ後も、浮かれている選手達に、
『 (もう一試合)あるんだよ 』
『 まだ何も成し遂げてないんだよ! 』
『 そうじゃない 』
『 (喜ぶのは)もう一つ後で 。前を見て 』

と、だた一人檄を飛ばしていました。

それでも騒ぐ選手達に
『 なんなんだよ 』
『 まだ何も成し遂げてない… 』
『 まだまだあるんだよ 』

と警告していました。



ドーハの悲劇


そして迎えた10月28日
日本vsイラク戦。


開始5分、カズがゴールを決める!

ラモスがポルトガル語で
『 PUTA QUE PARIU 』と叫びます。やったぜ!のような意味みたいです。


後半9分、イラクに同点ゴールを決められます。

ラモスがポルトガル語で
『 PUTA QUE PARIU 』と呟きます。同じ言葉なので『マジか!?』のような意味でしょうね。

『 オフサイド。オフサイドライン見ないと! 』

と指示します。


後半24分、ラモスのパスからゴン中山がシュートを決め勝ち越し!

ゴンは『やったぞ!』

ラモスは
『 絶対!行くんだ! 』
と気合を入れます。


後半43分
ゴンが祈るような仕草で
『 ラストだぞ! 』
『 頼む、頼むぞ!?神様 』
と呟きます。

守備を固めるためにゴン中山は交代し、ベンチ入りしています。


後半45分に攻め込まれ、ラモスが
『 あぶない、あぶない 』
と言っています。


そして、後半のロスタイム
イラク最後のコーナーキック。
イラクはセンタリングをしないでパス。そこへカズがボールを奪いに向うがフェイントでかわされてしまいます。
そして、イラクはゴール前へ上げる!カズが足を出すが間に合わない!
上がったボールをヘディングで合わされ、まさかのゴール…
土壇場で同点に追い付かれてしまいます。。


ラモスは呆然としながら

『入った…』
『終わりだ…神様』

と呟いています。
まるでラモスが予言していたかのような結果に。。



ゴンは、カズがフェイントで抜かれる時

『カズさん!カズさん!』

と叫んでいました。
シュートが決まった瞬間
『 あーもう! 』
と頭を抱えて後に倒れこみました。そして

『 やだよ もう 』
『 やだよ もう… 十分だよ 』

と呟きます。。



カズは

『 もう… 』

と一言。。

その後、立ち上がり
『 まだまだ 』
と言います。

この時、まだ諦めていなかったのはカズ1人だったんじゃないでしょうか。

しかし、無情にも試合終了のホイッスルが…

カズ『 ウソだろ… 』
ラモス『 チクショー チクショー 』

日本選手は皆んな、座り込んだり泣いていたりと。。



後日談でカズが語っていましたが
ロスタイムにかわされてセンタリングを上げられた時、『ヤバい!』と思ったそうです。
そのセンタリングはスローモーションのように見えたとか。。


その4年後のフランスワールドカップ
カズは日本のエースとして、ワールドカップ初出場へ導いてくれました。

ですが…カズは日本代表メンバーから外れてしまいます。

どれだけ悔しかったでしょう…
言葉では表せないでしょうね。


実は、日本代表のメンバー発表の前日に、

『 俺と北澤は危ないかもしれない。 』

とゴン中山に語っていたそうです。


そして日本代表のメンバー発表の日である次の日に…


なんか胸にくるものがあります。
見方が変わりましたね。


この試合結果をハイライトなどのニュースでしか見ていなかったので、実は試合の前後に、こんな事があったとか知りませんでした。

このような意気込みがあったり、ラモスの気を引き締めていくように警告していたり、選手やマスコミに浮かれないように言っていたり、ワールドカップは厳しいことを皆に伝えていたんですね。








以上、ドーハの悲劇を読唇術で読み取る!その一言一言が心にくる!でした。
じゃあ また!


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